トップ
>
低唱
>
ていしょう
ふりがな文庫
“
低唱
(
ていしょう
)” の例文
咽喉から流れるままに口の中で
低唱
(
ていしょう
)
したのであるが、それによって長吉はやみがたい心の苦痛が幾分か
柔
(
やわら
)
げられるような心持がした。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
わたくしはこの忘れられた前の世の
小唄
(
こうた
)
を、雪のふる日には、必ず思出して
低唱
(
ていしょう
)
したいような心持になるのである。この歌詞には一語の無駄もない。
雪の日
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“低唱”の意味
《名詞》
詩歌などを低音で唱うこと。
(出典:Wiktionary)
低
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
唱
常用漢字
小4
部首:⼝
11画
“低唱”で始まる語句
低唱微吟
低唱浅酌