伏見稲荷ふしみいなり)” の例文
俵物たわらものの必要はさらに加わってきて、もはや伏見稲荷ふしみいなりの御神像のごとく、稲をかついで遠く行く者は、見かけることができぬようになったのである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)