他山ほかのやま)” の例文
食物は定まった物はなく、平生は果実を喫っていたが、犬を非常ににくんで、それを見ると一滴の血もこぼさないように喫った、うまの時を過ぎて他山ほかのやまへ飛び往き、晩になって帰ってきたが
美女を盗む鬼神 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)