仇敵がたき)” の例文
探ってみると、それが賭場で顔見知りの御家新なので、一石二鳥と出かけて今夜草加屋殺しを演じ、犬を使って疑いの矢を恋仇敵がたきへ向けようとしたのだった。
「呉服仲間は、馬鹿にできん商売仇敵がたきとして、はやおそれておる」
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)