“人出入”のいろいろな読み方と例文

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

大杉の家もヤヤ人出入（ひとでいり）が繁（しげ）く取込んでるらしく想像されたが、安成もそれぎり見えないので、不安を感じながら身辺の雑事に紛れていると

最後の大杉 (新字新仮名) ／内田魯庵(著)

私の宿は人出入（ひとでい）りの少ない家（うち）でした。親類も多くはないようでした。

こころ (新字新仮名) ／夏目漱石(著)

祖「はてな……こゝに隠れていると云うが、まさか人出入（ひとではいり）の多い座敷に隠れている気遣いはあるまい、此処（こゝ）にいるに相違ない」

菊模様皿山奇談 (新字新仮名) ／三遊亭円朝(著)

“人出”で始まる語句

検索の候補

“人出入”のふりがなが多い著者