“五鳳楼”の読み方と例文
読み方割合
ごほうろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かかるうちに、火は東華門から五鳳楼ごほうろうへ燃えてきたので、帝は御座所を深宮にうつされ、ひたすら成行きを見まもっておられた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東華門の王必おうひつの営中に、火がかかるのを合図に、内外から起って、先ず彼をち、すぐ一手になって、禁裡へ馳せつけ、帝に奏して、五鳳楼ごほうろうへ出御を仰ぎ、そこへ百官を召し集めて
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)