“二銭(にせん)” の例文
旧字:二錢
その中に二銭(にせん)の団洲(だんしゅう)と呼ばれた、和光(わこう)の不破伴左衛門(ふわばんざえもん)が、編笠(あみがさ)を片手に見得(みえ)をしている。少年は舞台に見入ったまま、ほとんど息さえもつこうとしない。彼にもそんな時代があった。……
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)