“乾児格”の読み方と例文
読み方割合
こぶんかく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葉子は縁に近いところ座蒲団ざぶとんを持ち出して、かつて自分の田舎いなかの家へ招いた時以上にも気を配って、庸三を居馴染いなじませようとした。例の小樽おたる以来の乾児格こぶんかくの女流画家や瑠美子もいた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)