“乙女尼”の読み方と例文
読み方割合
おとめあま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
去年、都から父皇を慕って出雲まで来たが、会うこともかなわず、絶望のあまり米子よなごの安養寺に入って、乙女尼おとめあまになっていると、帝へも、風の便りがきこえていた。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)