乙丑きのとうし)” の例文
甲子きのえねを一とし乙丑きのとうしを二とすれば甲戌きのえいぬは十一であり丙子ひのえねは十三になる、少しめんどうなだけに、それだけの長所はあるのである。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
乙丑きのとうし八月十四日、女、と書きつけたまだ真新しい木標。
顎十郎捕物帳:20 金鳳釵 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)