不思おもわず)” の例文
晴次は何やら見出して、不思おもわずまた「ヤッ」といったが、気が着いて博士の袖を曳きながら、頻りに先方むこうを指差すので、そちらを見ると如何にも石碑らしいものがある。
月世界跋渉記 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)