不壊鉄壁ふえてっぺき)” の例文
歴然、それと見えたときは、呉も雷同して、うしおの如く、峡口きょうこうから攻め入ってくるでしょう。けれど蜀の守りが不壊鉄壁ふえてっぺきと見えるあいだは、呉はうごきません。魏の下風かふうに立つものではありません。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)