下邸跡しもやしきあと)” の例文
と羽根つきながら風が出てくるとまじないに唄う大川端の下邸跡しもやしきあとである。向岸には大橋の火の見やぐらがあって、江戸風景にはなじみ深い景色である。
旧聞日本橋:17 牢屋の原 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)