“上野領”の読み方と例文
読み方割合
こうずけりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、辛くも、峠をこえ、眼の下に、上野領こうずけりょうの南の平野をながめた時は、すでにこよみは、二月の下旬で、にわかに暖国の風につつまれた五名は、春に酔うような気持がした。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)