三彩みいろ)” の例文
と叫びながら、林の小道で、黄信こうしんも馬の背から振り飛ばされていた。逃げる三彩みいろ賊魁ぞっかいを追ッかけたのがもとだった。“引伏セ”といういばら張縄はりなわおとし穴に落ちたのである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)