万世まんせい)” の例文
旧字:萬世
万世まんせい橋のところに立つ凱旋門がいせんもんは光って見えたかと思うと復た闇に隠れた。
芽生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
万世まんせい橋から乗合の荷馬車に乗って、まるでこわれた羽子板のようにガックンガックン首を振りながら長い事芝浦までゆられて行った。道中費、金七十銭也。高いような、安いような気持ちだった。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
万世まんせい橋の駅に行く。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)