七夕能たなばたのう)” の例文
「おウ。昨年の七夕能たなばたのうに使用するところであったのを、何か紛失したとやら申して、遂に間に合わなかったあの品であるか」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「洞白の仮面めんには、自分にも心当りがないではないのじゃ。きっと、七夕能たなばたのうまでには兄の屋敷へ届けてやる」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「今年もやがて七夕能たなばたのうの時期に近いな」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)