トップ
>
一戦
>
ひとそよ
ふりがな文庫
“
一戦
(
ひとそよ
)” の例文
旧字:
一戰
が、その衝撃が、忽ち火に落ちた錫箔の様に崩折れて、燃えあがるべき反抗心が、雑草を揺がす
一戦
(
ひとそよ
)
ぎの風ほどの力しかないのを
如何
(
どう
)
することも出来なかった。
十姉妹
(新字新仮名)
/
山本勝治
(著)
日が暮れてからは、風が
一戦
(
ひとそよ
)
ぎもしなかった。お増は
腕車
(
くるま
)
から降りて、蒸し暑い路次のなかへ入ると、急に浅井が留守の間に来ていはせぬかという期待に、胸が波うった。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
戦
常用漢字
小4
部首:⼽
13画
“一戦”で始まる語句
一戦争
一戦始開撥乱機