“ラテ”の漢字の書き方と例文
語句割合
落伍者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はいくらかフランス語が読めるやうになると長島あつむといふ男と毎週一回会合して、ルノルマンの「落伍者ラテ」といふ戯曲を読んだ。
いづこへ (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
私はいくらかフランス語が読めるようになると長島萃ながしまあつむという男と毎週一回会合して、ルノルマンの「落伍者ラテ」という戯曲を読んだ。
いずこへ (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
落伍者ラテの街である巴里パリにあこがれてをり、私の母もゆくゆくは私を巴里へ留学させるつもりにしてゐたのであるが
処女作前後の思ひ出 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)