“ラウレオ”の漢字の書き方と例文
語句割合
月桂100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これに月桂ラウレオの環をわたしたるは、羅馬の議官セナトオレなりき。此の如き光榮は、ダンテの身を終ふるまで受くること能はざりしところなり。
月桂ラウレオの枝美しく編みたる間には、おほいなる駝鳥の卵の如く、乾酪の塊懸りたり。「オルガノ」の笛の如く、金紙卷きたる燭は並び立てり。
中にも月桂ラウレオの枝もて車輪をかざりたるあり。そのさま四阿屋あづまやの行くが如し。家と車との隙間をば樂しげなる人うづめたり。窓には見物の人々充ちたり。