“モローズ”の漢字の書き方と例文
語句割合
厳寒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
誰かが七歳と四歳になる二人の女の児を雪の深い森へ連れ込み零下十何度という厳寒モローズの中へ裸にして捨てて行った。
一九二九年一月――二月 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ホテルのバタ切が次第に薄くなり、牛乳製品販売所の前から厳寒モローズの中を一町以上も籠を下げた女子供の列が続いた。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
厳寒モローズで、全市は真白だ。屋根。屋根。その上のアンテナ。すべて凍って白い。大気は、かっちり燦いて市街をとりかこんだ。モスクワ第一大学の建物は黄色だ。
シナーニ書店のベンチ (新字新仮名) / 宮本百合子(著)