“ポルト”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
市門66.7%
保都33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巴里の北の町はずれ、ラ・ヴィエットの市門ポルトからプウル・ヌーヴのほうへ行く町角に、なげしにニスで「洪牙利亜兵ロングロア・ヴェール」と書きつけた、安手な一品料理店プラ・ド・ジュールがある。
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「ご心配には及びません。ヴィエットの市門ポルトのところまで私が送ってって差上げます」
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
巴里の市門ポルトイヴリイをよろめき出してから三時間あまり、もうオオゼエル村のあたりまで来たのでもあろうかと、ふと何気なにげなく巴里の方を振り返ると、ナント、エッフェル塔は三色旗をかかげて
市門ポルトを出ると、カラスキーは、骨ばった手でこちらの手を握って
犂氏の友情 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
保都ポルト市の北の道は、樹木がうっそうとしげって昼なおくろぐろとしている。港に吹く清らかな風はほどよいものであり、私はこの地に来て襟の洗われるようなすがすがしさを感じたのであった。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)