“ピルゲル”の漢字の書き方と例文
語句割合
巡礼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はうすもやだつ野を前に、独りぼんやりとこの巡礼ピルゲルを見送って、いつまでもいつまでも、寂しい思いにふけっていた。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
巡礼ピルゲルコールようとして絶えて、今、アルピの雪を仰ぐ行人の、耳にひびくのは、ベルニナ鉄道の汽笛である。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
トューリンゲンの森を出でて、羅馬ローマへ急ぐ巡礼ピルゲルの、路の長手に行きなやんで
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)