“ヒポコンデリー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
憂鬱病50.0%
憂鬱症50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
役所の椅子いすに縛りつけられた多くの役人と同じく、憂鬱病ヒポコンデリーの悪魔に苦しめられていた。
母は美しいひとだったが、劇しい憂鬱症ヒポコンデリーで、葵のものごころがついた頃には、もう、ひとり離れた数寄屋のなかで起居し、いかなる人間にたいしても口をきかなかった。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)