“パンジイ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:ぱんじい
語句割合
三色菫100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さあ連理草スウィート・ピイ(レイアティズに)、別れってこと、それから三色菫パンジイ、これは物思いの花よ。あなたには茴香ういきょう(王に)それから小田巻。
オフェリヤ殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
青い三色菫パンジイを散らした更紗さらさの安服に赤いくつをはいて、例の大きな麦藁帽子をかぶっているところは、自分ながら無邪気で可愛らしくて、身軽でふわふわして、まるで蝶々のようだと思った。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)