“バリシュニヤー”の漢字の書き方と例文
語句割合
お嬢さん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「きいて下さい、お嬢さんバリシュニヤー、わたし洗濯ものを干さなけりゃならないんです。奥さんハジヤイカが帰るまでに干しておかなけりゃならないんです。そう云って出て行ったんです」
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
伸子たちが、ヨシミとサッサという二人の名を教えても、ニューラはその方がよびいいように昔風に二人をお嬢さんバリシュニヤーとよんだ。ルイバコフを主人ハジヤイン、細君を奥さんハジヤイカとよんでいる。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
「ありがとう、お嬢さんバリシュニヤー。あなたは御親切です」
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)