“ノロンジ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:のろんじ
語句割合
呪師83.3%
咒師16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田遊び(歌舞アソビ)が、平安朝の末に、呪師ノロンジ出の法体芸人の手に移つて——当時の民俗芸術の影響をうけて——変化したもの——或は合体したと見てもいゝ——演芸化したものが
田遊び祭りの概念 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其先輩の田楽は、明らかに、呪師ノロンジの後で、呪師の占ひに絡んだ奇術や、演芸に、外来の散楽を採り込んで、神社以前から伝つた民間の舞踊・演芸・道具・様式を多くとり込んでゐる。
田遊びが此であつて、其咒師ノロンジの芸能と結びついたのが田楽となつた。
村々の祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)