“セオドライト”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
経緯儀75.0%
経緯計25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ニストリの向桿ポールを立てていた地点は、私が経緯儀セオドライトを据えていたところから九十ヤードの距離、ジアンドロの佇んでいたところは、さらに三、四十ヤードの距離であったが
令嬢エミーラの日記 (新字新仮名) / 橘外男(著)
博士は、経緯儀セオドライトを取り出すと、手ばやく自分らのいる地点の観測に取りかかった。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
相手の様子をみるといきなり言いまぎらわせ、「いやね、大氷河のしたのAF点の傾斜を測りたいんだ。ケルミッシュ君がいじっていた経緯計セオドライトはどうしたね。君、ケルミッシュ君を見かけなかったかね」
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)