“ショーウィンドウ”の漢字の書き方と例文
語句割合
飾窓100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて九時になったので藤屋の店員の手で、飾窓ショーウィンドウに富三の首が据えつけられました。人々はそのそばに置かれた富三の写真と見比べて驚嘆の声を発しました。
頭蓋骨の秘密 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
乗合自動車バスが右往左往に疾走ってゆく、両側に立並んだ、明るい飾窓ショーウィンドウの前を、黒い人影が隙間もなく、ギッシリとかたまり合って、宛然、黒い川を押流したように、動いている。
日蔭の街 (新字新仮名) / 松本泰(著)
「そうだ、よく呉服屋の飾窓ショーウィンドウに並べてある蝋鈿工の人形のようにするんだ」
頭蓋骨の秘密 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
Pのおじさん、この首は明日から、神田の藤屋のデパートの飾窓ショーウィンドウに出して一般に見せることにしてください。そうしてそのことを新聞に書かせてください。それから明日は、富三と栄吉のお母さんを
頭蓋骨の秘密 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)