“ゴセン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな：ごせん
語句割合
五泉50.0%
後撰50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人は女のひとで物もちの令嬢の由、五泉（ゴセン）と申す人。大連で実父が没し、そちらへ行って三年帰らず。留守を、おうた、という女が（四十位）して居ります。
獄中への手紙：11 一九四四年（昭和十九年） (新字新仮名) ／ 宮本百合子(著)
後撰（ゴセン）集には稍旧貴族風に戻さうとする無意識の動きが見えてゐるが、其とても古今の歌風の固定して来た為の、空似かも知れない。
女房文学から隠者文学へ：後期王朝文学史 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)