“後撰（ゴセン）” の例文

後撰（ゴセン）集には稍旧貴族風に戻さうとする無意識の動きが見えてゐるが、其とても古今の歌風の固定して来た為の、空似かも知れない。

女房文学から隠者文学へ：後期王朝文学史 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)

“後撰（後撰和歌集）”の解説

『後撰和歌集』（ごせんわかしゅう）は、村上天皇の下命によって編纂された二番目の勅撰和歌集。950年代成立。体裁は『古今和歌集』に倣い、春（上・中・下）、夏、秋（上・中・下）、冬、恋（六巻）、雑（四巻）、離別（附　羇旅）、賀歌（附　哀傷）の20巻からなり、総歌数は1425首。離別歌と羇旅歌とを、賀歌と哀傷歌とを併せて収めた所が独特である。
(出典:Wikipedia)

後	常用漢字 小２ 部首:⼻ 9画
撰	漢検準1級 部首:⼿ 15画