“コトフ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
言触50.0%
言觸50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山姥は、椿の枝を山から持つて来て、春の言触コトフれをするのである。春のシラせには、山茶花は早く咲くから、都合のよい木である。即、山姥が、椿でうらを示したのである。
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
此は、祇園の犬神人イヌジンニンの專業であつた樣だから、常陸帶同樣、當年一杯に行はるべき氏人の結婚の豫言と見るのが適當である。さすれば、鹿島の「言觸コトフれ」の原義も辿る事が出來よう。