“ケウト”の漢字の書き方と例文
ひらがな:けうと
語句割合
気疎100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
花に縁遠い日ざしも、時としては、二三の茅屋根に陽炎カゲロフをひらつかせることもあつた。気疎ケウトい顔に、まぢ/\と日を暮す、日なたぼこりの年よりの姿が、目の先に来る。其は譬喩タトヘではなかつた。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)