“クラシツク”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
古典50.0%
古典的50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが何だね、バイロンはう古いんでさ。辺麽あんなのは今ぢや古典クラシツクになつてるんで、彼国むかうでも第三流位にしきや思つてないんだ。感情が粗雑で稚気があつて、ひとりで感激してると言つた様な詩なんでさ。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
今でも古典的クラシツクな舞踊、例へばムニユイ又は西班牙踊を踊る時には必ずこれを著けることになつてゐるやうである。又平常ふだんでも艶美を増す為めに是を用ゐる婦人も少なくはない。
東西ほくろ考 (新字旧仮名) / 堀口九万一(著)