“アパシー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
非情66.7%
不感33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
チェーホフの非情アパシーについての証拠がためを一応終ったからには、もはやその発生の歴史をたずねる手続きは無用に帰したように思われる。
チェーホフの非情アパシーについての証拠がためを一応終ったからには、もはやその発生の歴史をたずねる手続は無用であろう。
非情アパシーというものが、そう容易には突き破れぬものらしいことを、われわれは今しがた見た。
それが過剰になると憂鬱になったり感傷的になったり怒りっぽくなったりするし、また、過少になると意気銷沈しょうちんした不感アパシーの状態になるのでないかと思われる。
五月の唯物観 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)