“不感”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
アパシイ50.0%
アパシー50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大抵たいてい神経過敏な緊張か、さもなくば過度の疲労から来る不感アパシイが人々の眼と眉の間や口の周囲に残忍に刻まれている。
電車と風呂 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
それが過剰になると憂鬱になったり感傷的になったり怒りっぽくなったりするし、また、過少になると意気銷沈しょうちんした不感アパシーの状態になるのでないかと思われる。
五月の唯物観 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)