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ゑんま
ふりがな文庫
“ゑんま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
閻魔
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
閻魔
(逆引き)
青黒いコメカミが激情のためらしく、ヒクヒク動きますが、閉ぢた唇は
醜
(
みにく
)
い
貝殼
(
かひがら
)
のやうに、頑固に引締つて
閻魔
(
ゑんま
)
の廳の
釘拔
(
くぎぬき
)
を借りて來ても開けられさうもありません。
銭形平次捕物控:331 花嫁の幻想
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
併
(
しか
)
し天下の大盜と言はれたお狩場の四郎は此儘
老朽
(
おいくち
)
る氣は毛頭ない。生きてゐるうちに、恩は恩、
讐
(
あだ
)
は讐で返し、惡事の帳尻を合せて置かなければ
閻魔
(
ゑんま
)
の廳へ行つて申譯が相立たない。
銭形平次捕物控:103 巨盗還る
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「お蔭で、
閻魔
(
ゑんま
)
の廳で、餘計な舌を拔かれるぢやないか」
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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