“わたくず”の漢字の書き方と例文
語句割合
綿屑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六軒家の梟林ふくろばやしに、荒れはてた誓文神せいもんじんほこらがある。この辺一帯、梟や渡り鳥の巣をかけるのが多く、冬になると綿屑わたくずのようなものがどのこずえにもからまって見えるそうな。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)