“ろび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
炉火50.0%
爐火50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おやぢは 寒さうに 炉火ろびに しがみついて ゐるから
札幌の印象 (新字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
「天長節ぢやと云ふのに」と、氷峰は爐火ろびをかき起しながら義雄に向ひ、「困つた、なア——足がないので、そとへもろくに出られん。たとへ出られたとして、面白いことも、何もない、さ。」
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)