“ろくぼく”の漢字の書き方と例文
語句割合
肋木100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女生徒の体操の時間で、肋木ろくぼくにつかまった生徒達が、教師の号令で、かがんだり起きたりしています。二階の窓ぎわにいた景岡秀三郎が、フト、その一むれに、眼をやった時でした。
足の裏 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
ポプラの枝のきれたところに 肋木ろくぼくの奇妙なオブジェに
行軍一 (新字新仮名) / 竹内浩三(著)
もっとおどろくべきことには、この建物の奥が、潜航艇のドックになっているらしく、肋木ろくぼくに支えられた潜航艇や、捲揚機まきあげきや、空中にさし渡された軌道が、ひっそりと休止したままの姿で見えていた。
秘境の日輪旗 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)