“ろうみが”の漢字の書き方と例文
語句割合
蝋磨100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
エルベがは上流の雪消ゆきげにはちす葉の如き氷塊、みどりの波にただよふとき、王宮の新年はなばなしく、足もとあやう蝋磨ろうみがきの寄木よせぎみ、国王のおん前近う進みて、正服うるはしき立姿を拝し
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
エルベがわ上流の雪消ゆきげにはちす葉のごとき氷塊、みどりの波にただようとき、王宮の新年はなばなしく、足もと危うき蝋磨ろうみがきの寄木よせきをふみ、国王のおん前近う進みて、正服うるわしき立ち姿を拝し
文づかい (新字新仮名) / 森鴎外(著)