“れいいき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
霊域40.0%
霊異記40.0%
靈異記20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……が、数百年このかた、国家鎮護の霊域れいいきとあがめられている叡山を焼き払えなどという乱暴な御命令には、臣として——いや臣なればこそです——なおもって、仰せに従うわけにはまいりません
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仏教関係の事を多く書いた「霊異記れいいき」という古い書物がありますが、それには奈良朝神護景雲三年に、その頃は越前、後には加賀になった加賀郡に、浮浪の長某というものがあって
葛の葉の信田しのだの森の狐に似てゐる話が「靈異記れいいき」の中にあるが、その狐も人間の子を生んでゐる。
春宵戯語 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)