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らうくわい
ふりがな文庫
“らうくわい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
老獪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老獪
(逆引き)
今では掛り人で、奉公人も同樣ですが、もと/\育ちのいゝお吉は、
老獪
(
らうくわい
)
な岡つ引に
絡
(
から
)
んで來られると、口もろくに利けません。
銭形平次捕物控:006 復讐鬼の姿
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
しかしルツソオの懺悔録さへ英雄的な
譃
(
うそ
)
に充ち満ちてゐた。殊に「新生」に至つては、——彼は「新生」の主人公ほど
老獪
(
らうくわい
)
な偽善者に出会つたことはなかつた。
或阿呆の一生
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それに、お吉を封じ込んだ納戸の前には、少しばかり職業的な物凄さを持つた、
老獪
(
らうくわい
)
無比の岡つ引きが、鼠一匹も
唯
(
たゞ
)
では通さじと見張つて居るのです。
銭形平次捕物控:006 復讐鬼の姿
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
三輪の萬七の
老獪
(
らうくわい
)
さが、それだけの證據でお蔦を縛らせる筈もありません。
銭形平次捕物控:091 笑い茸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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