トップ
>
らいどの
ふりがな文庫
“らいどの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
癩殿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
癩殿
(逆引き)
義龍は、
癩病
(
らいびょう
)
で「
癩殿
(
らいどの
)
」と蔭口をいわれたりしているが、宿命の子だけに、性格はつむじ曲りで、智謀も勇もある。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「舅御の
仇
(
かたき
)
ぞ。美濃へ斬り入りなば、余の者には眼もくれず、極悪無道の
癩殿
(
らいどの
)
(義龍のこと)の首を
眼
(
め
)
がけよ。——ただ癩殿の首を眼がけよ。よいか者ども」
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「——遅かったッ。この上は今騒いでもぜひないことだ。ひとまず国元へ引き返して、他日誓って、
癩殿
(
らいどの
)
の首を討ち取り、亡き入道どのの御無念をはらそうず」
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
親と名のある道三殿を攻め滅ぼした
癩殿
(
らいどの
)
(義龍)の部下である。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
らいどの(癩殿)の例文をもっと
(2作品)
見る