“よろいしたぎ”の漢字の書き方と例文
語句割合
鎧下着100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まず一浴してその後のことといたそう。あの大雨に、鎧下着よろいしたぎまで濡れひたったせいか、湯が恋しさよ」
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つづれたりといえ、まだこの鎧下着よろいしたぎあかじみたままで引廻されたほうがよろしゅうござる。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
第一は長旅の雨露に汚れぬいた鎧下着よろいしたぎやら肌着をかえたいことだった。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)