“ようけつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
要訣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とにかくに作者彼らの境涯に入って見ようとすること、是が時代を知る一つの要訣ようけつである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
名器の要訣ようけつが悟れるぞ、すべからく茶家に教われ、茶道精神が解せるぞ……と吹き込んで、それがどうなるものと松永さんは思っておられるのであろう。
現代茶人批判 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
こんな空想はどうでもよい事にして、平凡な実際問題として見た時にも、数学の学習と語学の学習とは方法の上でかなり似通にかよった要訣ようけつがあるようである。
数学と語学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)