“やればしょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
破芭蕉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしわたくしには破芭蕉やればしょうの大きくゆるやかに自滅の覚悟を暗示するような態度は、まだなかなか学ばれていそうにも思われない。
枯葉の記 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
けふの日も早や夕暮や破芭蕉やればしょう
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
悲壮な覚悟があるように見える。世に豪奢ごうしゃを誇った香以が、晩年落魄らくはくの感慨を托するに破芭蕉やればしょうえらんだのははなはだ妙である。
枯葉の記 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
おのれにもきた姿や破芭蕉やればしょう
枯葉の記 (新字新仮名) / 永井荷風(著)