“やまきち”の漢字の書き方と例文
語句割合
山吉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
背後うしろの押入の大工道具のうちでも一番大切だいじにしている「山吉やまきち」製の大鉄鎚おおかなづちをシッカリと握り締めていたが、その青黒い鉄の尖端からは黒い血のしずくが二三本、海藻うみものようにブラ下っているのであった。
斜坑 (新字新仮名) / 夢野久作(著)