“やたいぼね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
屋台骨60.0%
家台骨20.0%
野台骨20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万一、徳川の屋台骨やたいぼねが崩れるとすれば、その責任はいわゆる旗本にあるのだ。われわれも御粗末ながら、その旗本の末席を汚し来った一人とすれば、その責めを分たねばならないのだ。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
倉田組という荒っぽい稼業の家台骨やたいぼねをしょっているような凄みはなくて、世間知らずの秀才という感じであった。
復員殺人事件 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
ふてい奴でございます、大きな野台骨やたいぼねを張っては居りますが、月給を払わないもんだから奉公人も追々おい/\減ってしまい、蕎麦屋でも、魚屋でも勘定をしねえから寄附よりつく者はねえので