“やせざる”の漢字の書き方と例文
語句割合
痩猿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田舎爺いなかじじい加持かじのお水を頂いて飲んでいるところだの、蝋燭ろうそくのあがった多くの大師の像のある処の前にたたずんでみたりした。木立の中には、海軍服を着た痩猿やせざる綱渡つなわたりなどが、多くの人を集めていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)